Date&Time 2013/9/23 PM 3:00-4:00 Place せんだいメディアテーク
9/21-23に行われた「ショートピース!仙台短篇映画祭2013」内で、スペシャル セッションを開催。ゲストは、30代、気鋭の映画監督の2人。制作の裏話・苦労話をたくさん話していただきました。
G U E S T : 入江 悠(いりえ ゆう)
1979年神奈川県生まれ、埼玉県育ち。
日本大学芸術学部映画学科卒業。
2009 年に国内外で高評価を得た『SR サイタマノラッパー(以下SR)』を制作、その後『SR2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』、『SR ロードサイドの逃亡者』を発表、2011年『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で高崎映画祭若手監督グランプリを受賞した。最新作は、テレビ作品『ネオ・ウルトラQ』『みんな!エスパーだよ!』
G U E S T : 真利子 哲也(まりこ てつや)
1981 年東京生まれ。
法政大学文学部日本文学科卒業。
21 歳で制作した『極東のマンション』が仙台短篇映画祭を含む国内外の映画祭で注目される。2007年より、東京藝術大学大学院映像研究科入学。2009 年に修了作品『イエローキッド』を制作、国内外で反響を呼んだ。2011年にはももいろクローバーが出演した『NINIFUNI』が、世界4大映画祭のひとつであるロカルノ国際映画祭で中編映画としては異例の招待作品に選ばれ、全国公開となった。
自ら資金を調達し映画を撮り続けている入江悠監督と、「同じ星の下、それぞれの夜」で海外制作を果たした真利子哲也監督。仙台でも映画製作したばかりのお二人をゲストに迎え、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
参加者からの質問も交えて、映画製作にまつわる生き生きとしたエピソードが語ってくれたお二人。苦労話に共感する参加者も多かったようです。後半は、入江監督作品の常連、俳優の水澤紳吾さんが飛び入り参加して、さらに会場を盛り上げてくれました。
【ショートピース! 仙台短篇映画祭】
仙台市内の社会人・学生を中心とした有志による実行委員会により開催。
市内ではスクリーン上映される機会の少ない、物語性を重視した「短篇映画」を多くの人たちに観てもらいたいという思いから、『若い作り手の応援』を活動の柱に、2001年11月から開催している。
2013年は9月21日(土)~23日(月・祝)の3日間。
「越境」をテーマに、あらゆる世代、世界、表現を駆け抜ける作品たちを上映した。